ナッツ人体実験記

「人間はナッツ好きになりすぎるとどうなるか?」という人体実験を追った、新感覚ドキュメンタリーブログです。

ナッツオタク厳選!食べ過ぎたらヤバいナッツTOP5

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はじめに、みなさんに謝なければならないことがございます。
前回の投稿で「ナッツ食べ過ぎによる身体への影響は感じたことがない」と書きました。
 
しかし、よくよく考えたら「食べ過ぎ」が原因による身体への悪影響、たくさんありました。
嘘をついて申し訳ありません。
 
このまま嘘を貫き通しつづけますと、わたしの鼻が伸びていくいっぽうなので、ナッツ主食生活8年目のわたしが思う「食べ過ぎたらやばいナッツTOP5」を紹介いたします。
(※もちろん「鼻が伸びている」というのは真っ赤な嘘です。)
 
それでは、5位から発表します!
 

第5位 ピスタチオ

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ヤバい理由:爪が死ぬ

 

「食べ過ぎ」というか、「殻を剥き過ぎ」てしまうとヤバいです。

 

他の投稿でも何度か書いているのですが、ピスタチオの殻を剥き過ぎると爪が死にます。

流血します。

だいたい、40~50粒ぐらい剥くと起きますね。

 

ただし、ギリシャ産やトルコ産ピスタチオでよく起きる現象です。

一般の市場でよく出回っている、アメリカ産やイラン産では生じにくいかと思います。

 

第4位 クルミ

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ヤバい理由:トイレから出られなくなる

 

もしお食事中にこれを読んでいる方いらっしゃいましたら、申し訳ないです。

しかし、大事なことなのでちゃんとお伝えします。

 

クルミを食べ過ぎると腸がバグります……

1時間ぐらいトイレにこもったこともあります。

 

クルミを食べ過ぎてしまった友人は、貴重なトイレットペーパー1ロールをクルミに捧げたそうです。

オイルショックの時代じゃなくてよかったね……

 

わたしの場合だと、だいたい200~250g(粒に換算すると50~60粒ぐらい)で発生します。

 

そして、食べ過ぎの弊害が生クルミの場合は「下痢」としてあらわれ、素焼きクルミの場合は「便秘」という形としてあらわれる傾向が高いという結論に至りました。

 

いずれにせよ、クルミの食べ過ぎには注意です!

 

第3位 マカダミアナッツ

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ヤバい理由:体脂肪率が爆増する

 

家庭用体重計の数字を信用するのはナンセンスではありますが、マカダミアナッツを毎日食べ続けると決まって体脂肪率バブルが発生します。

毎日20粒ぐらい食べると起きるかな。

 

不思議なことに、100gあたりのカロリーがマカダミアナッツと近いピーカンナッツではこのような現象は発生しません(マカダミア:719.9 kcal ピーカン:701.9 kcal)。

 

「マカダミア」じゃなくて、「魔カダミア」に改名したほうがいいと思います、真剣に。

 

そのため、わたしからしたらマカダミアナッツチョコはただの爆弾です。

ただし、ナッツとチョコの組み合わせは美容面で相性がいいとする情報もあるようです。

またチョコレートと一緒に食べるものは、たんぱく質が豊富なマシュマロや大豆パフ、ミネラルが豊富に含まれるナッツ類などがおすすめです。さらにダイエットにもチョコレートとナッツ類の組み合わせは相性がいいです。

引用:チョコレート美容には「食べ合わせ」が重要だった! | YAECO

 

第2位 ヘーゼルナッツ

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ヤバい理由:体脂肪率が爆増する

 

マカダミアこと、魔カダミアと同じ理由ですが、ヘーゼルナッツへの愛が強すぎるゆえ、より注意が必要です。

 

ヘーゼルナッツ、好きなんですよ。

あの香ばしさ、たまりません。

 

とくに、トルコ産の深煎りしたヘーゼルナッツはまさに「食べる天国」。

そば枕のようにヘーゼルを枕に入れて眠りたいと何度思ったことか。

 

しかし、そう人生はうまくいかないものです。

ヘーゼルナッツを毎日60~90粒ぐらい食べていると、ある日突然、腰周りの肉の存在感に気づくことになります。

 

ちなみに、ヘーゼルナッツが持つエネルギー量に関連して以下のような興味深いコラムがありました。

北米で最も多いリスであるキツネリス(ジブリ作品に出て来るキツネリスではありません)は貯蔵するナッツを選別します。
この行動は頭を素早く動かす動作(フリック)と足の操作で行います。
この選別行動が研究されました(PLoS One 2014 Mar 26;9(3):e92892)。

この研究によれば、ナッツの種類と季節的要因により適切な選別がなされているということです。
つまり、エネルギーが最も高いヘーゼルナッツが最優先に貯蔵に廻され、豆類とナッツ類を混在して置くと、確実に栄養価の高いナッツ類を貯蔵に廻し、豆類を弾くそうです。

 

ヘーゼルナッツってリスにとってのリーサルウェポンなんですね……

これを読んで、ヘーゼルナッツのドカ食いはやめようと思いました(泣)
 

第1位 ブラジルナッツ

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ヤバい理由:死にそうになる

 

2016年2月。

そのとき、わたしはカナダ・トロントに約3週間滞在しておりました。

いまでは日本でもブラジルナッツはメジャーな存在ですが、当時はまだまだ日が当たらない存在。
 
しかし、そんなレアキャラが、トロントでは至るところにいたのです!
オタク歓喜
嬉しすぎて毎日100粒食べました。
 
そんな生活を続けていたところ、ある日突然とてつもない倦怠感が。
吐き気が止まらない。
「このままわたしは、異郷で人生を終えるのか…」と死を覚悟しました。
 
どうやら、ブラジルナッツに含まれているセレンという成分の過剰摂取は健康に悪影響をもたらすようです。
その理由はブラジルナッツに特有のセレンという成分にあります。セレンは抗酸化作用に優れていますが、過剰に摂取しすぎると人体に悪影響を及ぼす可能性があります。1日の成人のセレン耐容上限量は400μg。一方ブラジルナッツのセレン含有量は1粒あたり約70~90μgです。

セレンは、マグロやイワシなど日本人になじみ深い食品にも多少含まれているため、ブラジルナッツを何粒も摂取すると容易にセレン過剰となってしまいます。セレン過剰になると、髪や爪が喪失したり、嘔気、下痢、皮膚発疹、神経系異常などの症状が出てくるので、ブラジルナッツの食べ過ぎには注意が必要です。

 

毎日100粒のブラジルナッツ。

ということは、1日のセレン耐容上限量は400μgのところ、わたしは毎日7,000〜9,000μgのセレンを摂取していたのか!

そりゃあ、具合悪くなるわ!笑

 

むしろ、よく死ななずに済んだな!と、「全米が泣いた」級の感動を覚えます。

 

まとめ 

以上、「ナッツオタク厳選!食べ過ぎたらヤバいナッツTOP5」でした。

大昔のどこかの偉い人が言ったとおり、「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。

 

健康によいと言われているナッツちゃん。

みなさんはくれぐれも食べすぎないように、わたしを反面教師にしてナッツちゃんとうまく付き合ってください。

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

それでは。