【ネタバレ注意】 プレゼント内容大公開!
4月2日は、ナッツ子父の誕生日。
わたしが2021年4月2日にどのようなプレゼントを贈ったのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、プレゼントの内容を
- 選定理由
- その商品に対するナッツ子の感想
の情報とともに公開します。
① Sunahara『燻製ナッツ4種ミックス』
選定理由
父が大変気に入っているナッツで、「またクレ」と直々のリクエストがあったためです。
気に入っている理由は以下の通り。
- 燻り具合がなんとも言えないぐらい堪らない。
- Sunaharaがナッツ子父ヨメ(つまりナッツ子母)の出身地である島根県の会社で親近感。
その商品に対するナッツ子の感想
- 巷には多くの「燻製ナッツ」なるものがあるが、Sunaharaのものは燻製の本格さで頭一つ抜けている印象。
- “ナッツ好き”の方というよりは、“燻製好き”の方々にぜひ試してみてほしい。燻製にうるさい人の感想が聞いてみたい!
② 昆布村『NutsKo』
選定理由
これまた父が気に入っているナッツだからです。
気に入っている理由としては以下の通り。
- ナッツ×昆布(海藻)の組み合わせが新しく、なおかつなかなかイケる!
- ムスメと同じ名前だから親近感。
また、袋がアルミ製である点も気に入っており、1年近く捨てずに使い回しているそうです。
父曰く、アルミ製だと保存性よくなる気がするとのことですが、1年使い回しはむしろ不衛生なのではとムスメは思ったのでした。
その商品に対するナッツ子の感想
- 同姓(?)同名(?)のナッツなので、是非ともアンバサダーを買って出たい。
- 食感が楽しい(海藻のネバネバ感、ナッツのポリポリ感)
- ナッツの数が圧倒的に少ない(マカダミアなんて1粒だけ!!!)
- しょっぱい。しょっぱすぎる。無塩なはずなのに。海藻ってすごい。
- しょっぱいので、たまに現れるレーズンが天使のように思える。
③ COCOLO KYOTO『黒七味ナッツ』
選定理由
話題になっていた商品でわたし自身も気になっていた&ちょうど京都に行く用事があり、お土産という意味でも選定しました。
その商品に対するナッツ子の感想
- 後からじわじわ来る、ピリリ感がいい。
- 本格的な辛さなので、大人向けである印象。
- ペカンナッツ入っているの嬉しい。
- パッケージがとにかくかっこいい!!!材料も有機素材にこだわっており、贈答用としてよきナッツ。
- 値段がお高いので、自分のバカ食い用としては仕入れできぬ……。
- 白味噌ナッツ:子どもでも美味しく食べれそう。カシューナッツとの相性Good!
- 抹茶ナッツ:容赦ない抹茶の苦み!全く甘くないので大人向け。
- きなこナッツ:このナッツだけカシューナッツのみ。ありふれた感じ。
- 八つ橋ナッツ:八つ橋とのコラボが面白い。ニッキの風味は抑え目。
- 珈琲ナッツ:京都発の珈琲店「小川珈琲」の豆を使用。甘くなく、THEコーヒー豆な味。
上記のように、COCOLO KYOTOのナッツは全体的に大人向けである気がします。
また、本格さを追求している点や、“京都”というコンセプトの軸が明確である点が好印象です。
実は、わざわざ京都まで行かずとも購入可能。
東京ではGINZA SIXに店舗を構えており、東京限定商品としてカレー味があるそうです。
あったらいいな、カシューナッツマスク
カシューナッツマスクはあったらいいけど、鼻が覆われていなかったりと、“マスク”としての機能はイマイチかもしれませんね。
さて、昨冬は粋なカシューナッツとの出会いが多い冬でした。
DARI-K TORISカシューナッツ
【生カシューの感想】
う~ん、よく分からない。
「よく分からない」という感想の時は、そのナッツがナッツ子には「刺さらなかった」ということを意味します。
カシューナッツに濃厚さを求めてしまうナッツ子にとっては、ちょいと淡泊すぎるお味でした。
だがしかし、この生カシューナッツには特筆すべき点がありました。
それは、ゴツゴツした表面がエモいということ。
上の写真からは分かりづらいですが、ナッツの表面から、加工者の方々が1個1個カシューナッツの渋皮を手作業で剥いたことが伝わります。
わたしもカンボジアで、カシューナッツ渋皮ムキムキ作業を経験させていただいたのですが、骨折り作業ったらありゃしないですよ。
キレイに剥けなかったら、そのカシューはボツになってしまうのです。
おまけに40度近い灼熱の下でしたので、ムキムキ作業はとにかくしんどいというイメージが。
それなのに、この作業に対する対価ってめちゃくちゃ低いのです。
資本主義社会の闇。
我々がナッツをボリボリ食べている裏で、そういう生産者さんたちの苦労があります。
この生カシューの表面を見て、改めて「一粒一粒感謝しながら食べないといかんなー」と思いました(ナッツ子、実は真面目です)。
【素焼きカシューの感想】
- 280g(70g×4袋)で¥2,180、の100g当たり約¥779という強気価格
- 1㎏で¥3,780、の100g当たり¥378という品質を考えたらお手頃どころの話ではない価格
ツンデレすぎて、トキがメキりましたわ。
価格設定に萌えたのは初めての経験ですよ。
こんな稀有な経験をさせてくれたDARI-Kカシューナッツよ、ありがとう。
また、このカシューナッツは、いわゆる「社会的意義性」も意識したような商品のようです。
【TROPISシリーズ】
「アグロフォレストリー」という言葉をご存じでしょうか。
Agroforestry=Agriculture(農業)+Forest(森)の造語で、農業を通して森を再生させていく持続可能な農作物の生産方法です。
Dari Kは、チョコレートメーカーではありますが、カカオ豆の栽培の指導、買取を行うだけでなく、カカオ豆以外の換金作物となるフルーツやナッツなどの混植を行う「アグロフォレストリー」を推奨してきました。
近年起こりつつある気候変動のリスクへの対応に加えて、農家の収入向上にもつながるからです。
それにも加えて、これらの作物は実は、直射日光が苦手なカカオの木を守っているシェードツリー。
真夏の暑さからカカオ豆を遮ってくれている、いわば私たちの大切な仲間なのです。「TROPIS」シリーズは、カカオ豆と同じインドネシアで収穫されたカシューナッツ、同じような環境下で採れるフルーツを使用したドライフルーツです。
Happy Spaceship カンボジア産カシューナッツ
2020年のBest Nuts of Award に選ばれたベナン産カシューナッツの販売元である、Happy Spaceshipさん。
初めてHappy Spaceshipさんのカンボジアカシューに投資しましたが、
やられたー(笑)
今まで出会ったカシューナッツの中で、史上最強説がまことしやかに囁かれています。
生と素焼きに投資しましたが、これは断然、生の方がおすすめです!!!
甘みの!クセが!すごい!(千鳥ノブさんに言ってほしい)
カシューナッツというより、ホワイトチョコ。
それぐらい甘くてクリーミー。
エイプリルフールに、「ホワイトチョコあげる~」とプレゼントして、後からネタばらししても、それが「実はカシューナッツである」という嘘だと信じてもらえなくて、何だかギスギスした変な空気を作り出してしまいそうです(回りくどい例えで申し訳ないです)。
エイプリルフールにホワイトチョコカシューナッツ詐欺で遊ぶのはやめておきましょう。
今回に限らず、カンボジア産カシューは総じて、素焼きより生のほうが美味しい気がします(現地だと、“raw(生)”ではなく“steamed(スチーム)”と表現されるのかな?)
天然そのもののほうが美味しいということは非常に素晴らしいことですよね。
カンボジア産カシューはもっとフューチャーされるべきだと思います。
カシューツリーモトマチ レモンペッパーカシュー
フレーバー系ナッツは普段は手を出さないのですが、これには流石に反応しちゃいました。
「レモン×ペッパー×カシューナッツ」
絶対に美味しいに決まってます。
このナッツはモトマチさんの、とあるスタッフさんが考案したメニューなのですが、つくづくこの人は、ナッツ界のキュリー夫人だな、と思います。
キュリー夫人が考案した、『カカオダット』というデーツをカカオコーティングした商品もシンプルに神でした。
Godでした。
話は戻って。
レモンの酸っぱさとと胡椒のピピり感、そして後から来るカシューのクリーミーな甘さ。
フレーバがナッツの味を打ち消してしまってる残念ケースも多いですが、これは各々の味がちゃんと残っています。
しかも、「魏・呉・蜀の三つ巴」みたいな感じではなく、お互いがお互いの良さを引き立たせている、素晴らしき三権分立が確立されています。
モンテスキューが生きていたら、「これが私の理想とする三権分立だーーーーーアメイジング!!!!!!」と雄たけび挙げること間違いなしです。
あ、彼はフランス人だからアメイジングとは言わないかもですね。
まあ、どうでもいいですね。
まとめ
Best of Nuts Award 2020
3位 小林商事「オレゴンヘーゼルナッツ」
2020年9月に軽井沢のワインショップにて購入。
アメリカ産ヘーゼルナッツは食べたことがなかったので投資してみました。
「アメリカ産は亜流」という固定観念が何故かあって、正直ナメてかかっていましたが。
いや、お見逸れしました。
おそらくライトローストなのですが、力強い香ばしさ。
渋皮がほろほろしていて、その儚さがこれがまたたまらんのです。
いままでのご無礼大変失礼いたしました。
いまでは、巷でオレゴン産ヘーゼルナッツを見かけるとついつい口元が緩んでしまいます。
2位 橋爪農園「殻付きピーカンナッツ」
2020年11月に農園見学してきました。
収穫シーズンに訪問できたこともあり、感動もひとしおです。
「植物」としてのピーカンナッツの姿を見ることができただけでも嬉しいのに、収穫されたばかりのピーカンを食べることができたわたしは間違いなく世界でいちばん幸せな人間です。
ドヤ。
橋爪農園さんのピーカンナッツは一般的に売られているものに比べて、3倍ぐらいの大きさがあり、思わず「閣下ァ!」とひれ伏せたくなります。
日本でもこんな立派なナッツが育つのですよ。
ワクワクしませんか?
この農園はピーカンナッツではなく、夢とロマンを育てています。
将来、自分のナッツ畑を持ちたいという夢がまた膨らんだ、そんなひとときでした。
収穫期のお忙しいなか、本当にありがとうございました。
1位 Happy Spaceship「ベナン産カシューナッツ」
2020年3月に大阪で出会ったナッツです。
最後まで橋爪さんのペカンと拮抗してましたが、このカシューナッツを2020年No.1ナッツに選ばせていただきました。
このカシューナッツは、とにかく、エモい。
人間に「エモ味」という味覚があることをこのナッツを通して初めて知りました。
「エモい味がする」といっても、「意味わかんねーよw」と言われてしまうのですが、エモい味としか言いようがないのです。
カシューナッツのクオリティーはカンボジア産がNo.1だと思っています。
単刀直入に言ってベナン産は見た目も味もカンボジア産より劣っています。
萌運輸さんのカンボジアカシューなんて、ぎっくり腰患者が続出しそうだな、と思うぐらい度肝を抜かれます。
カンボジアカシューをガストロノミーレストランだとすると、このベナンカシューは80代の老夫婦が街中のひっそりとした裏路地で営む古びた定食屋です。
このガストロノミーレストランと定食屋、値段はさほど大差ありません。
この2つのうち、どちらかを選びなはれとなった場合、ガストロノミーレストランを選ぶ人のほうが多いかもしれません。
味もガストロノミーのほうが美味しいし。
それでもなぜナッツ子は定食屋ベナンに足を運び続けるのか?
それは、心に沁みる味だからだっ……!
ベナン産カシューの控えめな優しい甘さ、そしてホクホクした食感に心の落ち着きを感じるというか。
うまく表現できないのがもどかしいです。
No.1に選んだもう1つの大きな理由は、「店主さんの人柄が好き」というナッツとは全く関係ないもの笑
店主さんは、「ナッツの品質に情熱かけてます!商品開発に邁進しています!」みたいなギラギラ感は全くありません。
「もしもし?」と、ときどき確認したくなるぐらい、とってもゆるゆる(と見せかけて、本当は内なる情熱で燃え盛っているタイプかもしれないですが)。
ナッツ屋で、ナッツ以外の世間話で2時間も長居したのは初めてでした。
この店主さんの書くブログも、のほほんとしていて好きです。
店主さんに、「貴店のカシューナッツがNo.1に選ばれました、おめでとうございます」という、スパムメールの変化球版とも捉えられかねないメールを突然送ったのですが、「美味しいナッツに選んでいただきありがとうございます。」と律義に返信してくださいました。
ありがたや(笑)
ハッピースペースシップさんのカンボジアカシューにも投資しましたが、これまた素晴らしいのなんのって。
拍手喝采を送りたいですが、2本の腕では足りません。
2本腕拍手以上の威力を出したいという理由で、千手観音に憧れる日が来るとは!
このカンボジアカシューについては、また改めて書こう思います。
とにもかくにも、「ナッツの価値は表面的なクオリティーだけでは決まらない」という新しい気づきをくれた、ベナン産カシューナッツよ、ありがとう!
そろそろ、ベナンの国の位置を覚えます、多分!
まとめ
ナッツに順位をつけたものの、どのナッツとの出会いも大切な思い出でございます。
2020年始めに立てたナッツ計画はことごとく崩れ、海外にも行くことができませんでした。
しかし、国内のナッツに目を向けるよい機会となり、例年以上にフィーバーしておりました。
言葉通じるのがなによりありがたかったです。
専門的な質問ができるので\(^o^)/
人生ポジティブリフレーミングしたもん勝ちだな、と改めて思います。
さてさて、2021年はどのナッツがBest of Nuts Awardを受賞するのでしょうか?
みなさん、おたのしみに!
3年に一度の●●がやってきた
アメリカピスタチオ協会からもらった、ピスタチオマン。
なんなんですか、この表情。
ムカつきますよね〜。
気分が凹んでいるときにピスタチオマンと目が合うと、「ヘラヘラしてんじゃねーよ!」と声に出して八つ当たりしています。
マジで。
実際のピスタチオも、わたしにとってはムカつく存在です。
殻を剥くのが面倒だし、かといって既に殻が剥いてあるものはなんとく味が落ちている気がするし、食べすぎると胃がしんどくなるし。
そういうわけで、基本的に手を出さないナッツです。
3年に一度、「一生、ピスタチオだけ食べて生活したい」と思うぐらいピスタチオにのめり込む時期があります。
2021年初夏。
まさに、その「ピスタチオブーム」が突然やってきました。
この、「ナッツ子、ピスタチオにハマってるってよ」な時期にわたしに食べてもらえたピスタチオをご紹介します。
龍屋物産 『岩塩ピスタチオ』
投資場所:龍屋物産直売所
産地:イラン
今回のピスタチオブームの火付け役です。
全く期待せずに投資してみたのですが、これがまあアメイジングなこと!
まず、殻の開き具合がたまらないです。
ほどよく開放感のある角度。
コロナ禍でなかなか自由に動けない状況だからこそ、魅力的に感じるのでしょうか?
「人間はピスタチオの殻の開く角度にも萌えることができる」という、世紀の大発見です。
感想:
- イラン産らしい安定の濃厚さ。
- カリフラワーのような、コリコリ食感。食べていて楽しい。
パッケージから判断する限り、使用している塩にこだわりがあるようだけど、正直塩はどうでもいいです。
そのぐらい、ピスタチオそのものがおいしいと感じた商品です。
2021年上半期のNo.1ナッツ!
小林商事 『Roast Pistachio -with salted-』
投資場所:成城石井
産地:ギリシャ
かねてから推してきたギリシャ産ピスタチオ。
この子を成城石井で見つけたときは、「ついに時代がわたしに追いついてきた!」と心の中で叫んじゃいましたよ。
ギリシャ産は、ほんのりと赤みがあるのが特徴です。
艶かしいですね〜。
そして、殻が堅いです。
殻を剥きすぎると爪から出血を伴うことがあるので注意!
感想:
- あっさりさっぱり。しつこくない。
- それでいて、余韻のある高貴な風味。
見た目の妖艶さと、軽やかかつ存在感のある味。
ギリシャ産ピスタチオのように歳を重ねたい、と思うアラサー女の今日この頃です。
スナハラ 『燻製ピスタチオ』
投資場所:成城石井
産地:アメリカ
アメリカ産ピスタチオらしい、いかにもおいしくなさそうな見た目!
しかし、燻製ではお墨付きのスナハラさん。
期待を込めて投資しました。
感想:
- ピスタチオの味がしない。ピスタチオ行方不明。
- けど、燻製の風味がとてもいい!!!さすがスナハラ!!!
「ピスタチオではなく、燻製という“技術”を食べている」という、新感覚ピスタチオ。
これはこれで面白いですね。
それに、燻す対象をアメリカ産にした、というのもベストチョイスだと思います。
味気ないアメリカ産だからこそ成せるおいしさである気がします。
イラン産やギリシャ産だと、燻製の風味とピスタチオの風味がケンカしちゃいそうです。
最後にピスタチオの殻についての余談。
たまに、「ピスタチオの殻って、食べないのが正解ですよね?」と聞かれますが、おそらく食べないのが正解です。
わたしもナッツビギナー時代に、ピスタチオの殻を間違って食べてしまったことがあります。
死にはしなかったけど、堅くて食べれたものではありませんでした。
メーカーは、「殻を食べるか食べないかは、お客様次第ではありますが、食べない方がいいとは思いますよw」的なことをパッケージに書くべきなのではないでしょうか。
また、「殻を剥きすぎることにより、爪から出血する場合がございます。」というのも記載してほしいです。
角に足の小指をぶつけたときほどではないですが、地味に痛いんですよ、ピスタチオ負傷って。
これをもしナッツメーカーの方が読んでくださっていたら、ご検討していただけると幸いに存じます。
壁ドンされました。
ドンッッッッッ
一時期、Instagram上で毎日のように写真が上がっていたこちらのアイス。
【流行りモノには手を出さない】というナッツポリシーがあり、このアイスの存在を無視し続けていました。
だがしかし、Instagramの「#アーモンド」をフォローしている身。
いくら興味がないとはいえ、このアイスの艶かしい写真にやたら視界に踏み込まれると気になってしまうのが人間というものです。
そして、皆の衆は言います。
「本当に美味しい!!!何よりアーモンドがたっぷり!!!」、と。
アーモンドがたっぷりだと・・・???
「アーモンドがたっぷり」
この10文字に気を取られている間に、『アーモンドキャラメルクッキー』に壁ドンされ、気づいたら逃れられなくなっていた、というワケです。
前置きが長くなってしまいましたが、ナッツオタクによる、ハーゲンダッツ『アーモンドキャラメルクッキー』のレポです!
<栄養成分>
容量:88ml「ヒャッ!アーモンド!!!」
想像以上のアーモンドの数に思わず声をあげてしまいました。
そしてなにより、クッキーが羨ましい、妬ましい、憎たらしい。
このご時世において、ナッツ子の許可なしにアーモンドちゃんとミツミツ混浴状態を楽しみやがって!!!
来世、このアイスのクッキーとして生まれ変わるのも悪くないかもしれませんね。
<味>
【Good】
- アイス×キャラメル×クッキーの鉄板の組み合わせ。想定通り、ただただ美味しいw
- 甘すぎないので助かる
- 溶けかけで食べると濃厚さが増してイイネ!
【Bad】
- アーモンドの味が薄い。もっとダークローストにして良いのでは。それか、スペイン産アーモンド使ってくれ(ラルゲタ希望)
- アイス内部にアーモンド入ってないのとっても異議あり。上部食べ切ったら、ただのアイスやんけ。
というわけで、アイスとしては満足であるけれども、アーモンドとしては20点ぐらいですかね……
<ハーゲンダッツ社に質問してみた>
「ごちそうさま」で終わらないのが、アーモンドオタクの定めです。
ハーゲンダッツジャパン(株)にアーモンドについて問い合わせしてみました(ヒマか)
Q.アーモンドの産地および品種は何になりますでしょうか?
A.【産地】アメリカ
【品種】製品設計に関わるため品種名はご案内しておりませんが、ハーゲンダッツ専用品種ではなく、一般に市場に広く流通しているものです。
Q.アイス1個あたり、何粒のアーモンドを使用していますでしょうか?
A.こちらも製品設計に関わるためご案内できかねますが、蓋をあけたときに、クッキーとアーモンドが表面全体的に広がるように入れております。
回答内容から判断する限り、モントレー種ですかねー?
「利きアーモンド 」技を習得したいです。
ともかく、暇人オタクによる質問に真摯にご対応いただきありがとうございました!
アーモンド観点からはけちょんけちょんな評価を下してしまいましたが、この一連の壁ドン騒動は新鮮で楽しかったです。
たまには、ポリシーから外れたことを「敢えて」してみるのもいいですね!
ナッツに飽きた。
くるみっくる 『胡桃御茶 くるみまるごとハーブティー』
中国では古来より漢方薬として
胡桃青皮
フータオチンピー
と呼ばれ殺菌作用が強いことから整腸や鎮腹痛毒消しなどに用いられていたようです
参考:くるみのお茶 くるみっティー : くるみ農家がはじめた殻つきクルミと胡桃雑貨のネットショップくるみっくるのブログ「くるくるくるみ生活」
ほのかな酸味。
「酸!」という感じではなく、「すぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん(デクレッシェンド風味)」という感じなので、ドギつい酸味が苦手な方でも大丈夫かと思います。
お馴染みのクルミの味は全くしません。
むしろ、ほうじ茶みたいなビジュアルでクルミそのものの味がしたら、気持ち悪いですよね。
くるみっくるさん曰く、クルミの青実は外皮が非常に苦いのに対し、内側のナッツになる部分は非常に酸っぱく食用には向いていないそう。
それをじっくり天日に干すことで苦味と酸味がほどよく抜けた味を実現させているらしいです。
なかなかに手間暇かかっていますね。
ちなみに、青実の出がらしももちろん食べましたよ。
出がらしを食べた感想。
AFRICAN TABLE 『ドライカシューアップル』
カシューナッツの原産地では食用されているけれども傷みやすいとの理由から輸出には不向き。
日本ではまだまだ馴染みのない果実です。
でも、「ドライ」にしてしまえばこの問題点は解消されそうですね。
またブラジル食材店に行くと(ブラジルはカシューナッツの故郷)、カシューアップルジュースや冷凍のカシューナッツアップルピューレが売っていたりします。
しかし、ジュースは添加物が色々入っているのが気になるし、なによりエグ味がきつくて美味しくありません。
ピューレは美味しいけれどもパンやヨーグルト食べる習慣がないナッツ子にとっては消費に苦労しそう。
わたしの食生活と馬が合わない点がネックでした。
その反面、このドライカシューアップルは原料がシンプルかつ、小腹空いたらサクッと食べることができるので、自分には合っていると感じました◎
パッケージに印字された、「林檎のような香りと噛みしめるたびに広がる甘味が癖になる!」という文字列にココロ踊らせて食べてみた人生初ドライカシューアップル!
インドにはフェニ酒というカシューナッツを原料とした蒸留酒があり、専ら「クサイ」というウワサです。
フェニを飲んだことはないけれども、きっとこんなニオイなんだろうなぁ、と思いを巡らせました。
「よく噛んで食べることは大事」と言うので、鼻が詰まっている時に噛み締めるように食べるなど工夫が必要そうです。
ちなみに、この商品はブルキナファソ産。
ブルキナファソのカシューナッツはホクホクとしているかつ優しい甘味があって、個人的にオススメです!
紀州清流担々麺 『ピスタチオ坦々麺』
変化球度:★★★★★
いやぁ、いいですね。
こういうチャレンジ精神溢れる“変化球”、大好きです。
数あるナッツの中で、ピスタチオを採用した点もセンスの良さを感じます。
スープはピスタチオグリーン、トッピンングのピスタチオが肉味噌の上に鎮座しています。
肉味噌を従えるピスタチオ。
たまらない。
「こってり」か「あっさり」かを選択でき、「こってり」をチョイス。
さて、肝心の味やいかに?!
- スープはナッツやピーナッツを彷彿とさせるような「もったり」感は確かにあるけど、ピスタチオそのものは感じられないかな……
- チンゲン菜美味しい。
- どうせなら麺にもピスタチオ練り込んで欲しかったー!そんなことしたら、多分採算合わなくなると思いますが。
- 家臣の肉味噌の自己主張強すぎる。後半、スープは肉味噌の味しかしない。
- 特製痺辛粉ってやつを坦々麺に入れてみたところ、想像以上に辛い。肉味噌敗北。
- トッピングのピスタチオ、ピスタチオの味がしない。ふやけてしまって、ピスタチオ独特のコリコリした食感も跡形なし。最初の威光はどこ行った?
使用しているピスタチオはアメリカ産。
イラン産のピスタチオだったらもう少し「ピスタチオ」を感じられるのかな?
坦々麺のような濃厚系料理なら、イラン産の方が親和性ありそうだけど予算的に厳しいかも…
ま、色々思うところはあるけど“変化球”感を求めていた心は大満足なのでOKします。
過去は、
も存在していた模様です。
松の実坦々麺は絶対に美味しいだろうし、クルミ坦々麺はちょっと意味分からないので食べてみたかったですな〜。
以上、“変化球”ナッツ紀でした。
ナッツ子を飽きさせないように、あの手この手で接近してくるナッツがやっぱり好き!
あったらいいな、ピスタチオマスク
こんなに世の中でピスタチオブーム起きているのに、「ピスタチオ型のマスク」が登場しないことを不思議に思うナッツ子です。
大人気のピスタチオですが、わたしはピスタチオのことを冷遇しています。
わたしがピスタチオを冷遇する理由は2つありまして、
- 殻むきが面倒&剥きつづけると爪から出血する
- 食べすぎると高確率でオエッってなる
からです。
しかし、食べ始めるとやっぱり美味しいピスタチオ。
日本の市場に出回っているピスタチオはアメリカ産やイラン産が多かったのですが、最近ではスペイン産ピスタチオを見かけることも増えました。
こちらのスペイン産ピスタチオは、アメリカ産ピスタチオのようなあっさりした味わいでした。
ちなみに、ナッツ子の推し産地はギリシャです。
というか、ギリシャ産しか食べたくないです。
ピスタチオ求めてトルコまで行ったというのに、ギリシャ。
よりにもよって政治的にトルコと色々いざこざを抱えている、ギリシャ。
でも、トルコで飲んだピスタチオコーヒー(現地語では“Menengiç Kahvesi”と表記)は最高に美味しかったです。
わたしのソウルドリンク。
ピスタチオコーヒーは、東京・十条のクルド料理レストラン「メソポタミア」さんで飲むことができるはずです。
関心のある方はぜひ!
いつかのホリエモンのように、すっかり時代の寵児のような存在になっているピスタチオ。
Instagram上には「ピス活」と称してピスタチオスイーツに熱狂している数多くの方がいらっしゃいます。
「タピるの次はピスるが来る!」と書いていらっしゃるピスマニア民もいて、そのうちタピオカティーを持つ人々の手が、謎の緑色固形物を持つ手に変化している日が本当に来るかもしれませんね。
ナッツオタクもこのピスタチオの大躍進に驚いています。
卒業式以来会っていない同級生が芸能人として大成したことをTVで初めて知った時みたいな気分ですよ。
そういえば、ピスタチオは昔から「え、マジ?!」と思わせることの多いナッツでした。
例えば、ピスタチオのWikipediaには以下のようなビックリ雑学が記載されています。
ピスタチオは果実そのものが低水分である上に脂肪含有率が高いことから自己発熱および自然発火する傾向があり、バルク・コンテナ内で不適切に保管すると火災発生することが知られている。特に穀粒のものは加工後のものに比べてその割合も高めとなっている。現在、果実やその加工製品の火災事故の防止の為「油の染みた状態」の布類あるいは繊維状の材質の物品を貯蔵時に使用することが禁止されている。
これを読んでシンプルに背筋凍りました。
『火災発生。発火原因はピスタチオ』という見出しで全国に晒されてしまったら恥ずかしいどころの話ではありません。
わたしの家族も「ピスタチオ火災女の家族」として世間から後ろ指を刺されることでしょう。
ピスタチオ火災を起こさないように気をつけます……
他にも、古来女性用の媚薬として使用されてきたエピソードなど、調べてみると何かと興味深すぎるエピソード多すぎます。
1日の適量が49粒という、キリの悪い数字&よりにもよってその数字かよ!なところも、ピスタチオのポテンシャルの高さをより感じさせます。
世の中の「ピス活」に自分自身が参加する予定は全くありませんが、今後はピスタチオ開拓に力を注いでいく所存です。
食べ過ぎなければ、冷遇していた理由の問題がクリアされ、ピスタチオと共存できることが分かりましたし(気づくの遅すぎ?)
そして必ずや、「ピスタチオマスク爆誕」の野望を実現させてみせます!